2005年08月08日

■Gundam Quarter :: 3D :: Vol.10 「25日の模型屋」

 
クリックでオリジナルサイズにリンクします。
   
毎月25日になると、僕は少年時代通い詰めた模型屋を思い出す。

 ガンプラに魅せられた僕らの溜まり場は、勿論駅前の模型屋だった。毎月模型誌の発売日である25日になると誰が決めた訳でも無く仲間達が集まってきて、決して広いとはいえない店内を埋め尽くす。最新のトピックスやキットの作例記事を読むためだ。馴染みの大学生や浪人生、給料日だけあって会社帰りのサラリーマンのおじさん達も店に顔を出して、年齢差の関係無くああだこうだと意見を交える。それが模型屋における25日の光景だった。

 今思えば月末の稼ぎ時に長々と店を邪魔している僕らに店長は文句のひとつも言いたかったかもしれないが、一緒に店を切り盛りしている奥さんがことのほか僕らを可愛がってくれたので、結局高校を卒業するまで店長のカミナリを食らったことは無かった。いつも申し訳ないとは思いつつも、毎月魅力的な新情報を前にした僕らは興奮を抑え切れなかった。特に憧れのプロモデラーによるMS作例記事が載った月などは嬉しさのあまり、その考証や造形の巧みさについて、自分より年上の面々に講釈して周ったほどだった。少年故の浅はかな愉悦感を満足し終え、仲間と別れて自宅に帰ったとしても、深夜ラジオを聴きながら遅くまで作例記事を貪り読んで睡眠不足に陥っていた事は言うまでもない。それくらい僕は模型に、ガンプラに入れ込んでいた。

 店に入り浸っていた面子の一人にも、僕と同じくらいの模型狂がいた。彼とは小中学校通じて一緒だったが、別々の高校に入ってからは少しだけ疎遠になっていた。というのも自分と違って彼は帰宅部で早く帰れるし、模型雑誌も駅前の模型屋では買っていなかったからだ。25日近辺になると、彼は模型屋よりも早く雑誌を手に入れる為に隣町まで遠出をし、駅に隣接した書店で貨車から下ろされたばかりの新刊を手にしていた様なのだ。地方でも発売日の2,3日前には卸問屋に仕入れされる場合がある。それを知った彼は人一倍強い情報への欲求をバネに、ある月は23日、さらに早いときは22日近辺から模型屋に顔を見せなくなっていった。勿論僕も一日でも早く新しい模型誌を手に入れたい気持ちは同じだったが、小遣いの少ない僕にとって、あるかどうかわからない雑誌の為に電車代を出すのはもったいなかったし、なにより部活でヘトヘトな体を遠出させるのは面倒な気持ちの方が大きかった。その気持ちの差が、彼と僕との模型に対する意識の違いだったのかもしれない。

 実際彼の模型製作技術は、仲間内でも群を抜いていた。丁寧な工作技術は勿論、それとあいまった独創的なアイデアや考証力は中学時代から秀でており、店に出入りする大人達を唸らせてさえいた。大きな模型店が主催するガンプラコンテストでも毎年上位入選し、高校に入ってからは持ち前の行動力から模型雑誌の読者コーナーへ投稿する様になってもいた。次々と憧れのプロモデラー達の高評価を得ていき、そして何度目かの投稿で、彼の造ったザクはその月の読者投票によるNo.1投稿者の座を勝ち取る事になる。模型屋の店長は誇らしげに店先のショーケースへ彼の受賞作例を飾り、模型仲間の連中は賞賛の声をあげ、僕は嫉妬した。彼の実力を知っていたのは幼馴染である自分だけなのに、という勝手な思い込みや、純然たるレベルの差を告げられたような不安感。そしてなにより「送り手」であるプロの審美眼にかなったという羨ましさから、僕は言い知れない気持ちを抱く様になり、しばらく模型屋の扉をくぐることをやめてしまった。

 模型は決して優劣を競う為だけの文化ではない。それは十分わかっている。しかし少年の自尊心というのはそれを受け入れるだけのキャパシティを持ってはいない。彼にあって僕に無いものは何か?一緒に模型屋で見聞きしたはずの間柄なのに、一体自分は何を見落としていたというのか?矢も盾もたまらない気持ちで日々悶々とする中、いつしか工具を手に机に向かう時間も減り、僕は受験勉強に追い立てられるようになっていった。

 それでも模型雑誌は毎月欠かさず本屋で買い、特に模型誌主導の企画「ガンダム・センチネル」の連載記事は志望校選択に支障が出る位読みふけった。ガンプラブームも一段落した頃に現れた突然変異種ともいうべきこの企画は、それまでの模型誌作例のセオリーからは想像もつかない考証と造形レベルで僕達を圧倒し、「リアルなガンダム」を啓蒙していった。挑発的とも受け取れるセンセーショナルな連載に心を揺さぶられていった僕は、ある意味造形活動を躊躇する位の衝撃を植えつけられた格好となり、感嘆と同時に何か諦めの様な心境にまで至った。「何なんだこれは!」。それと同時にしばらく会っていない「彼」の気持ちを想像して、何か安心した様な、意地悪な気持ちが生まれていったのも事実だった。

 Zplusが店先に並ぶ頃、模型誌では「君にも作れる、完璧版キット改造攻略法」と題して、誌面の中だけでしか見ることのできなかった流麗なMSに近づけるための工作法を掲載していた。しばらく離れていた模型製作も、たまには気分転換にいいだろうと都合よく考え(実際には興奮して発売日近くは眠れなかったのだが)、学校帰りに購入に踏み切った。なんとなくバツの悪い気持ちから駅の反対側にあるデパートでキットを入手。それと当の昔に固まってしまったであろう自宅のプラキャストを想像して、新品を調達しに郊外のホームセンターへ自転車を走らせた。

 久々の工具棚を前にして目移りした後ようやく素材コーナーの棚に辿り付いた時、何か聞きなれた声が僕を呼ぶ。ひさしく通っていなくとも、それが模型屋のおばさんから発せられた声だということはすぐにわかった。おばさんはニコニコしながらここしばらく店に顔を見せなかった事を心配し、二言三言であっさりと僕から近況を聞き出す。自分の母親にもあまりおおっぴらにしない成績についても、この人なら話せそうな気がするのが不思議だった。

 すると突然、おばさんは「彼」が今ここに来ている事を告げた。ホームセンターの商品素材加工用の工房でなにやら作業させてもらっているらしい。急に現実に引き戻されてしまった様な気持ちになってしまった。なのに僕の今の心境を察しているのかいないのか、それを聞く暇も与えずおばさんはどんどんと工房に向かっていく。工房の窓ガラス越しに見える彼は、大きな旋盤を回していた。他の作業員の人達が着ている青い服とは違い、学生服の袖をまくった彼の細い腕が広い工房の中で違和感を発している。まだまだ幼いと思っていた顔立ちが、真剣に白いプラスティック棒を削っていく。僕はそれを覗いているうち、何故彼がここにいるのか、会わないうちに何があったのかを聞かないまでも、全て分かってしまった様な気持ちになっていった。おばさんは満面の笑みで僕らを引き合わせた。彼は旋盤を止め、「ばれたか」とも「何故ここにお前が?」ともとれない微妙な笑みを見せる。立ち上がって僕とおばさんに近づいてきた彼の掌には、完璧な真円を描いたZplusの腰部ビームカノンの砲身パーツがのっていた。

 高校を卒業したら、東京に出るという。おばさんと別れて二人きりになってから、彼はホームセンターの敷地内で売っているドラ焼きを食べながら、夕闇迫る駐車場の片隅で僕に打ち明けた。久しぶりの再会にも関わらずぶっきらぼうに、だ。もしや、と、なんとなく覚悟はしていたが、先に話の前後を語られてしまったら幼馴染の僕は当然反対していただろう。彼の決心を読み解く術もなく。だから内心、読みが当ってホッとした様に覚えている。

 彼も僕と同じく、例の「ガンダム・センチネル」に心を奪われていた。模型雑誌の連載記事という枠を超え、一つのムーブメントにまで成長していったその企画に、毎月20日頃から隣町の駅で新刊が届くのを待つほど惚れ込んでしまっていた。今にして思えば、僕らはこの潮流に巻き込まれていくのは必然といえるタイミングの年齢だったのだろう。時代を築き、さらに前人未到ともいうべき領域に躍進していく「送り手側」に対して、羨望ともやっかみとも言える気持ちが僕ら受け手の側には渦巻いていた。普通のモデラーならとてもついていけない次元の作例に対して「トラウマ」なんて言葉がささやかれ始めたのもこの頃だ。しかしそんな中でも彼は「送り手側に行く」という選択肢をとったのだ。

 それはプロ野球選手に憧れる少年の心というよりも、むしろ「恋」に近いものだったに違いない。自分の心をここまで引っ張っていく存在とは一体何か?そして「向こう側」に辿り付いた先で、自分は何ができるのか?模型は愛でるものと考えていた僕の心には、彼の剥き出しとも言える好奇心は近寄りがたい野心にも映った。彼の動物的なカンは目標へ直線を結ぶ様な無鉄砲さは持ちえず、今必要な技術の着実な習得をはかっていた。模型屋の店長に助言を受け、この町の様々な場所で腕を鍛えさせてもらっていたという。製材所、自動車修理場、塗料の卸問屋、ホームセンターの工房、etc… しかし僕は町のあちこちで鍛錬に励む彼の姿を、この数ヶ月一度たりとも見たことは無かった。その事実が自分の世界の狭さを突きつけられたような気がして震えるくらい恥ずかしかった。「俺は模型が好きだから」と彼は諭したが、それは受け手と送り手では、好きの意味が違うという事に他ならないのだと理解できる。ただガンプラが好きだというだけで二人とも同じだと思っていた少年時代、それはもう終ったのだと、夜空の向こうを見つめる彼の目を見て解かった。

 受験が終って10年余、彼とは連絡をとっていない。日々の仕事に明け暮れ、なかなか模型の時間を捻出できなくなった僕は、いわゆる「積んどくモデラー」になった。申し訳無いとは思いつつ、いつか作るからと高々と積んでいってしまう魅力的なガンプラ達。それでもこれはと思うキットがリリースされるとなると、発売日は近くの店に朝早くから並び、昼休みは模型雑誌の作例を見ながら、夜に備えて仮組みを始める。職場の模型仲間からは昔に比べて理屈っぽくなったと言われるけれど、ランナーにニッパーをはさむこの瞬間だけは、受け手にも送り手にも共通の楽しみである事は間違いない。

 そして彼の造った作例記事を見るたびに、僕は思いだすのだ。
自転車を飛ばして通いつめた、小さな模型屋の日々を。

TEXT&CGWork  AERO
http://gundam25th.com/



< 
  ガンダム25周年の歴史とは、模型屋さんと僕らとの25年とも言えます。

 そして毎月25日に発売される模型雑誌は、東京と地方の模型業界を結ぶ重要な架け橋だったと言えるでしょう。送り手と受け手、双方の視点の違いから生ずるエネルギーの循環があったからこそ、ガンプラが単なる消費活動にとどまらない「文化」にまで駆け上って行ったのではないでしょうか。しかもまだそれは発展の途上にあるのが凄いところです。

< 今回の画像作成にあたって、GQ「模系屋」で公開された素晴らしいイラスト群を使用させていただきました。撮影店舗のロケーション情報に関して的確なアドバイスをくださったスタッフの方々、また、写真撮影を快諾してくださったサイトー模型センター(平塚市浅間町2-14)の店長さん、ご協力いただいた全ての皆様に厚く御礼申し上げます。


 

■Gundam Quarter Rewind  Vol.9 YMT-05 Hildolfr

"Gundam Quater"は平成16年にアップされていたwebページで、"模系屋"はサイト内コンテンツの一つでした。 
画像等に記載されている"http:://gundam25th.com"は現在稼動していません。


fictitious_banner

  

  ■製作者 ふじもとからのコメント

   松戸のバンダイミュージアムで上映されている『MS IGLOO』の第二話に登場する試作戦車、ヒルドルブを今回のネタ
   製作させて頂きました。   劇中でこの戦車はびっくりするようなギミックを披露するのですが(ネタバレとなるので
   詳細は割愛します。) 一応、僕が製作したソレはその仕様がオミットされた実戦配置仕様ということで、それっぽい
   ディティールを追加してみました。 使ったのは1/35、1/72の戦車のパーツをそれらしく。

   塗装がジャーマングレーの単色塗りなので、間延びしないように一部分パステルを使った汚しを入れてみたのですが、
   その大きさを考えるとちょっとオーバースケールかもですね。

 
 ■製作者 ガンヲタ改めガンざえもんからのコメント

 今回の主役はヒルドルブな訳ですが、戦車としては規格外の デカさを演出することもありまして、私の手持ちアイテムからザクを使っていただきました。

ジオノグラフィシリーズの#3001b シン・マツナガ専用高機動型ザクを素材として、いわゆる量産型ザクカラーに塗装してみたものです。

今回はヒルドルブの脇を固めることになったわけですが、舞台設定は「砂漠」ということもあり、サンドカラーになるように画像加工の段階で調整していただきました。
塗装に関する細かいデータは私のサイトのほうにありますので、興味のある方はそちらを参照して下さい
 ■製作者 ふじもとからのコメント ヒルドルブの引き立て役として、マゼラアタックを併せて製作させて頂きました。

これは既に20年以上前のプラモな訳ですが、とてもよくできています。 よって機銃やマフラー等の開口部の加工、ヘッドライト部分のディティール追加程度で外観は特に弄っていません。 全体的にオーバースケールな感もありますが、これはきっちり『戦車のプラモデル』として成立 しているのではないかと思っております。
 
このキットで示唆した方向性(ミリタリー的アプローチ)はザブングル関連キットで開花後、あまり表立って形になる ことはなかったのですが、よもやこんな形(ヒルドルブ)で具現化するとは思ってもみませんでしたね。

品データ:

発売時期:
価格:
このキットの詳細は→
1/144 scale glage kit [バンダイミュージアム 限定販売商品]
 ジオン公国軍 試作型モビルタンク ヒルドルブ
2004年11月
20790 円
Bandai museumHP(http://www.bandai-museum.jp/info/eventguide/igloo/hiru/hiru.html)
 
品データ:

発売時期:
価格:
このキットの詳細は→
ZEONOGRAPHY
 #3001a MS-06F/06R-2 ZAKU II  [※]
2003年11月
3864円
魂web (http://www.tamashii.jp/fix/fix_zi/01.html)
  [この作例はリペイント品となります。]
品データ:

発売時期:
価格:
1/144 scale plastic model
 ジオン軍地上攻撃用重戦車 マゼラ・アタック
1982 年5月
420 円
 

■Gundam Quarter Rewind  Vol.9 YMT-05 Hildolfr

"Gundam Quater"は平成16年にアップされていたwebページで、"模系屋"はサイト内コンテンツの一つでした。 
画像等に記載されている"http:://gundam25th.com"は現在稼動していません。


fictitious_banner

クリックでフルサイズの画像へリンクします。
■製作者 司馬ともりからのコメント

ヒルドルブという機体を今回の作業を通して初めて知ったのですがその大きさに驚かされました。

モビルスーツと並んでも見劣りしないその迫力は圧巻です。今回砂漠でのザクIIとマゼラトップを絡めてのシーンで臨場感を意識して作業したのですが、完成間近で「昔の戦車プラモのパッケージっぽくしたら面白いかも」という考えが浮かんで資料を集めつつイメージを膨らませて加工してみました。

ロゴなども含めてどこか懐かしい雰囲気を感じてもらえたら幸いです。
[クリックでフルサイズの画像へリンクします。]

クリックでフルサイズ画像にリンクします。
オマケ。 別ジャケ案として製作して頂いたものです。 
■撮影者 ふじもとからのコメント

今回のアイテムは初代ガンプラブームの裾野の広さを感じることができるアイテムの一つ、1/144マゼラアタックと現時点での新たな立体物の提示も言えるZEONOGRAPHY、 そしてガンダムシリーズの今後をを予見可能な実験映像作品でもある 『MS IGLOO』からの立体化アイテムを加えた三品を絡めた作品とさせて頂きました。

ジオノの06ザク はガンヲタ氏の手によるリペイント品です。 大量生産品も手を入れてやることによって、唯一無比の個人作品となります。 これはプラモデルやガレージキットを製作すること以外で作ることの喜びを感じることが可能とする、現在ならではのアプローチなのではないかと。

今回も作例紹介ページを別に作成しています。 よかったら
そちらもご覧下さい。

今回の作品は複数の立体物を絡めた作品となった為、事前にパース等の組み立てを皆で行いました。 個人作業に成りがちな作業の中でこちらも楽しむこともできました。

そして、面倒なお願いに応えて頂いた司馬ともり氏に感謝。




品データ:

発売時期:
価格:
このキットの詳細は→
1/144 scale glage kit [バンダイミュージアム 限定販売商品]
 ジオン公国軍 試作型モビルタンク ヒルドルブ
2004年11月
20790 円
Bandai museumHP(http://www.bandai-museum.jp/info/eventguide/igloo/hiru/hiru.html)
 
品データ:

発売時期:
価格:
このキットの詳細は→
ZEONOGRAPHY
 #3001a MS-06F/06R-2 ZAKU II  [※]
2003年11月
3864円
魂web (http://www.tamashii.jp/fix/fix_zi/01.html)
  [この作例はリペイント品となります。]
品データ:

発売時期:
価格:
1/144 scale plastic model
 ジオン軍地上攻撃用重戦車 マゼラ・アタック
1982 年5月
420 円
 

■Gundam Quarter Rewind  Vol.8 RX-78 NT-1

"Gundam Quater"は平成16年にアップされていたwebページで、"模系屋"はサイト内コンテンツの一つでした。 
画像等に記載されている"http:://gundam25th.com"は現在稼動していません。


fictitious_banner


クリックで大きめの画像にジャンプします。

■製作者 西川裕之からのコメント

被写体は、小松原博之氏からお借りしたガンダムインテグラル版のアレックス。

形状、ディテール、共に高いレベルで再現された造形物です。画像のモチーフとなっているのは、ケンプファー撃破直後のシーンですね。極力、模型っぽさを消しつつ、モデルが持つ本来の情報は活かすことをテーマに作業させてもらいました。


GQメンバーの方々に文字装飾を施していただき、個人的には、完成した後も楽しかったですね。その分、お手数を取らせてしまいましたが(汗)


とにかく、見てくださった方に少しでも気に入って頂ければ幸いです。
■推薦者 ふじもとからのコメント

今年も気がつくとあとわずかですね。

 突然ですが、クリスマスが似合うMSといえば、アレックスということに異論を唱える方は少ないのではないかと思います。  

今回の模系屋さんは、
西川裕之氏にお手伝いをして頂きました。 司馬ともり氏、トクメイベ氏の両氏とはまた一味違った2D化への解釈が興味深いところです。 

お預かりした画像は、模型屋さんの販促品を意識した加工をこちらでさせて頂きました。  イメージ重視の画像なので、こういった形の方が収まりがいいのではないかとの判断からですが、いかがでしょうか?



商品データ:

発売時期:
価格:
原型師
B-CLUB [POPY] 1/144 scale glage kit
RX-78-4 "ALEX"

2001年1月
14490 円
小松原 博之


What's next fictitious?!

■Gundam Quarter Rewind  Vol.7 MSM-04G JUAGG

"Gundam Quater"は平成16年にアップされていたwebページで、"模系屋"はサイト内コンテンツの一つでした。 
画像等に記載されている"http:://gundam25th.com"は現在稼動していません。


fictitious_banner

1/144 MSM-04G JUAGG 1/144 MSM-04G JUAGG 1/144 MSM-04G JUAGG 1/144 MSM-04G JUAGG

■製作者 tetchangからのコメント

はじめまして、「ペス狩り」HPという所を運営しているtetchangです。

今回はガンプラモデラーの一つの夢である「旧キットを今風にフル改造する」という作品に挑戦してみました。 ということで(今後リニューアルキットの出なさそうな)ジオン軍ボツメカ四天王のジュアッグをチョイス。

殆ど旧キットのままなんですが、頭の形が気にいらなかったので武者ガンダムの覇利丸の傘を利用してスクラッチ。
ヒザから下の蛇腹部分をズゴックの太股を利用しました。
あとは胴体の幅を詰め、バーニア等各部にディテールアップパーツを配しました。 塗装とマーキングはこのコーナーに載せてもらえるということでGFFっぽい感じにしてみました。
どうでしょう?

最後に、このような機会を与えてくださったふじもとさん、CGを描いて頂いたトクメイベさん、ありがとうございました。
■撮影者 ふじもとからのコメント

またもやご無沙汰になってスミマセン。

今回、初めて加工用素材の撮影を担当させて頂きました。 製作者のtetchang氏から"ガン=カタ"っぽい感じにとの依頼を受けましたので、その辺りを意識しながらポーズで何枚か撮影、ガンヲタ氏に最終的なポーズを決めていただく形を取りました。

元キットというか、このMSのフォルムがコケテッシュなので、それを生かした駄々っ子的なポーズはこの作風とCGにも似合っていると思うのですが、いかがでしょうか?










B-CLUB 1/144 61式戦車 B-CLUB 1/144 61式戦車 B-CLUB 1/144 61式戦車

■製作者 ふじもとからのコメント

今回のネタの打ち合わせの中で、やられ役があるとジュアッグが更に引き立つよね?なんてお話があったので、それにふさわしいヤラレ役、B-CLUB製61式戦車を製作してみました。

キット自体は特に弄っていません。 手すりを真鍮線で作り直したり、ライト部分にディティールアップ用のパーツを取り付けた程度です(RESICAST社のコレ)。 色味はやられ役っぽく地味な感じに(笑)。
■撮影者 ふじもとからのコメント



今回、こんな形で撮影を行ってみました。 この写真からあのCGが出来てしまうのは、毎度のことながら感心しちゃいます。




品データ:

発売時期:
価格:

1/144 scale plastic model
 MSM-04G ジュアッグ

1981年8月
525円

品データ:

発売時期:
価格:
このキットの詳細は→

1/144 scale glage kit
 地球連邦軍61式戦車
2004年8月
3150円
B-CLUB HP(http://www.popy-bg.co.jp/hobby/B-club/0408.html)
 

UNKNOWN ITEM UPDATE!

■Gundam Quarter Rewind  Vol.7 MSM-04G JUAGG

"Gundam Quater"は平成16年にアップされていたwebページで、"模系屋"はサイト内コンテンツの一つでした。 
画像等に記載されている"http:://gundam25th.com"は現在稼動していません。


fictitious_banner

クリックで作例紹介ページへ。
■製作者 トクメイベからのコメント

「せっかくなので、何時間もモノと向き合った印象を。
techangさんのジュアッグはとにかく丁寧な印象。
カッチリした仕上がりと、過剰なディテールや自己アレンジを抑えた仕上げが最近の製品とのガチ勝負を思わせ心地よいです。1089 のマーキングとかもご愛敬。
HGUC のジュアッグが発売されたら、ぜひ組んで比較して楽しみたいです。(出ません?)

ふじもとさん製作の61式戦車もシャープに仕上がってます。絵の中で壊しちゃってゴメンナサイ。

蛇足ながら、絵としてはジャブロー内部の広さや明るさに手を焼かされました。 シャア専用ズゴックを配置するのはtetchangさんのアイデアです。多謝。」
■撮影者 ふじもとからのコメント

今回のアイテムは今までの完成品を撮影した物ではなく、第一次ガンプラブーム時に発売されたプラモデル(通称 旧キット)の改造品と、先日発売されたB-CLUBのガレージキットを使用しています。

今まではいわゆる完成品をCG加工用のモチーフにしていたのですが、ちょっと違う方向性を打ち出してみました。 プラモの改造やガレージキットを作るのは一手間かかる訳ですが、苦労した分だけの見返りはあるのではないかと思ってます。 達成感もありますし。


その辺りのフォローも含めて今回は、プラモデルの改造を手がけたtetchang氏と撮影者のコメントを含めた製作記事ページを作成しました。 よろしければそちらもご覧下さい。







品データ:

発売時期:
価格:

1/144 scale plastic model
 MSM-04G ジュアッグ

1981年8月
525円

品データ:

発売時期:
価格:
このキットの詳細は→

1/144 scale glage kit
 地球連邦軍61式戦車
2004年8月
3150円
B-CLUB HP(http://www.popy-bg.co.jp/hobby/B-club/0408.html)
 

UNKNOWN ITEM UPDATE!

■Gundam Quarter Rewind  Vol.6 MSM-04 ACGUY

"Gundam Quater"は平成16年にアップされていたwebページで、"模系屋"はサイト内コンテンツの一つでした。 
画像等に記載されている"http:://gundam25th.com"は現在稼動していません。


fictitious_banner
MSiA AGGUY
MSiA AGGUY
■製作者 司馬ともりからのコメント

ジャブロー上陸直後です。
旧1/144パッケージをベースに本来アッガイの持っているカッコよさを自分なりに追求してみました。
アカハナは資料が無きに等しかったので体型とかかなり怪しいですが・・・。
MIAアッガイはかなり出来が良いですね。モールドのバランスがよりモビルスーツらしさを醸し出していて純粋にカッコいいと思います。
■撮影者 ガンヲタ改めガンざえもんからのコメント

ご無沙汰になってしまいました。
夏(過ぎてしまいましたが)といえば水辺!水陸両用!!みんな大好きアッガイたん!!!ということで、旧1/144キットのパッケージアートをモチーフとして作業して頂いています。本来の姿である特殊工作向けMS、凄みのあるアッガイを堪能して下さい。



商品データ:

発売時期:
価格:
この玩具の詳細は→
MOBILE SUIT IN ACTION!!
 MSM-04 アッガイ&MSM-10 ゾック

2002年3月
2730円
魂ウェブ(http://www.tamashii.jp/mia/ms/072.html

COMING UP NEXT!

■Gundam Quarter Rewind  Vol.5 RX-78-6 "MADROCK"

"Gundam Quater"は平成16年にアップされていたwebページで、"模系屋"はサイト内コンテンツの一つでした。 
画像等に記載されている"http:://gundam25th.com"は現在稼動していません。


fictitious_banner
1/144 GUNDAM MADROCK
1/144 GUNDAM MADROCK
■製作者 トクメイベからのコメント

最後はジャブローということで、地上ならではのギミックを散りばめてみました。
今回のシリーズ全般に言えることですが、上空のガウなどオブジェクトの数が明らかに1画面の量で考えると多すぎるのですが、その「詰め込み感」がやはりMSVには必要だろう、と思ってやっております。
■撮影者 ガンヲタ改めガンざえもんからのコメント

(ガンダム5号機から続く)
ということで、「宣伝としてのパッケージ」ではなく、「ストーリーから切り取った1シーン」を再現することを目標として作業をお願いしたのでした。
意図したところは表現できたのではないかと自負しています(当然全て絵師さんのチカラです、念のため)。

3部作の最後はマドロック(ガンダム6号機)。前回のガンダム5号機は外装パーツ交換して2種類の機体を再現できるスグレモノ。全身の可動範囲も広く、画像で片膝立ちをしているのは合成じゃありません(´∀` )
今回の舞台はジャブロー戦ということで、空を覆うガウの編隊にも注目!

この項終了。

商品データ:

発売時期:
価格:
原型師:
この玩具の詳細は→
GUNDAM FIX FIGURATION #0020
RX-78-6 GUNDAM "MADROCK"/RX-78-5 GUNDAM G05

2004年5月末
4179円
石澤タカユキ
魂ウェブ(http://www.tamashii.jp/fix/fix/20.html

COMING UP NEXT!

■Gundam Quarter Rewind  Vol.4 RX-78-5 GUNDAM G05

"Gundam Quater"は平成16年にアップされていたwebページで、"模系屋"はサイト内コンテンツの一つでした。 
画像等に記載されている"http:://gundam25th.com"は現在稼動していません。


fictitious_banner
1/144 GUNDAMG5
1/144 GUNDAMG5
■製作者 トクメイベからのコメント

背面からのショットというのは見る側も想像をふくらませやすく、また、MSV風という意味でもやっておくべきである、楽しい視点だと思ったので迷わず背面にしました。

ただ、背中を向けていることで退屈になってしまわないように、しっかり見せ場になるよう注意しました。
■撮影者 ガンヲタ改めガンざえもんからのコメント

(ガンダム4号機から続く)
現在のガンプラのパッケージは、基本的に「“顔”が見えるように正面を向いて」「全身が見える」ものが主流ですが、
MSVシリーズには「MSが背中を向けている」ものや「頭上からの見下ろしアングルのため、全体の形が分からない」ものまであったのです。
商品の『顔』で冒険が出来た。異常加熱した「ガンプラブーム」を象徴する事例だと言えましょう。

さて、ガンダム5号機の登場です。“ガンダム”と名のつくものだけで何十種類もある昨今ですが、意外に少ない「赤を基本色にしたガンダム」の1つです。背面のバカでかいドラムマガジンがアイキャッチになります。
1年戦争戦中派はソロモン(画像右上)を取り巻くビーム撹乱幕とGMライトアーマーに注目(´∀` )

この項(さらに)続く。

商品データ:

発売時期:
価格:
原型師:
この玩具の詳細は→
GUNDAM FIX FIGURATION #0020
RX-78-6 GUNDAM "MADROCK"/RX-78-5 GUNDAM G05

2004年5月末
4179円
石澤タカユキ
魂ウェブ(http://www.tamashii.jp/fix/fix/20.html

COMING UP NEXT!

■Gundam Quarter Rewind  Vol.3 RX-78-4 GUNDAM G04

"Gundam Quater"は平成16年にアップされていたwebページで、"模系屋"はサイト内コンテンツの一つでした。 
画像等に記載されている"http:://gundam25th.com"は現在稼動していません。


1/144 GUNDAMG4
1/144 GUNDAMG4
■製作者 トクメイベからのコメント

バランスや色使いなどに四苦八苦しました。

すっかり煮詰まって、まいってしまったので、あまりいいことではないのですが、とにかく形にしてほかのスタッフの皆さんに意見を聞いたところ、『しっとり感がいいよ』という話と、『ビーム効果はどう?』という話を聞けまして、それですっとトゲが抜けて、次の日は通常の3倍で作業が進みました。(けっこう本当)

ありがとうございました、今後ともよろしくおねがいします
■撮影者 ガンヲタ改めガンざえもんからのコメント

再びGFFシリーズからガンダム4号機の登場です。
そもそも「RX-78は7機あった」という設定がありまして(画稿なし)、大河原邦夫氏によるデザインが1991年頃にされたものです。

正直ファーストガンダムと同時代のMSには見えませんが、最近PS2のゲームに登場したことで若干知名度が上がったような(このとき、カトキハジメ氏によるデザインのアップデートが行われました)。

コイツが『MSV全盛期にキット化されていたらどうよ?』というコンセプトの元、絵師さんにラフ画を描いて頂き、MSVらしいパッケージアートを再現する方向で作画をお願いしました。

この項続く。

商品データ:

発売時期:
価格:
原型師:
この玩具の詳細は→
GUNDAM FIX FIGURATION #0018
RX-78-4 GUNDAM G04/RX-78NT-1 "ALEX"

2004年1月末
4179円
石澤タカユキ
魂ウェブ(http://www.tamashii.jp/fix/fix/18.html

COMINGUP NEXT!

■Gundam Quarter Rewind  Vol.2 MS-06 ZAKU

"Gundam Quater"は平成16年にアップされていたwebページで、"模系屋"はサイト内コンテンツの一つでした。 
画像等に記載されている"http:://gundam25th.com"は現在稼動していません。


1/144 ZAKU
1/144 ZAKU
  ■製作者 トクメイベからのコメント

過去の1/144のパッケージを再現することと、  可動戦士の玩具らしさを失わないことをまず目標にしました。

ザクはそのデカイ一つ目で怖いのですが、 同時にデカイ一つ目でなんだかユーモラスでもあります。 ユーモラスで怖い、というところにうまいこと絵を持っていけないかと考えて、 その部分で腐心しました。

ザク好きの方、オモチャ好きの方に喜んでいただければなにより嬉しいです。   
  ■撮影者 ガンヲタ改めガンざえもんからのコメント

「可動戦士」。駄洒落ですね、明らかに。
シリーズ第1弾は「可動戦士ガンダム」だし。

アニメで描かれたモビルスーツを再現する事をコンセプトとしているため、模型等とはかなりかけ離れたデフォルメが全身に施されています。 しかし、一旦ポーズを取らせてみると印象が一変 手に取って見ないと良さが伝わりにくい、損な玩具であります。

ザクについてはいまさら語る事もないでしょう。
ガンダムが「普通のアニメ」と異なることを鮮烈に印象付けた最高の脇役です。
絵師さんには最初期のガンプラ、1/144量産型ザクのパッケージをモチーフに作画していただきました。
油絵のようなタッチがシブい!

商品データ:
発売時期:
価格:
原型師:
この玩具の詳細は→
可動戦士 量産型ザク 
2000年3月
4,725円
1/144スケールのドップ戦闘機付き 
魂ウェブ(http://www.tamashii.jp/etc/ks_04.html

■Gundam Quarter Rewind  Vol.1 MSA-0011 Ex-S GUNDAM

"Gundam Quater"は平成16年にアップされていたwebページで、"模系屋"はサイト内コンテンツの一つでした。 
画像等に記載されている"http:://gundam25th.com"は現在稼動していません。


fictitious_banner
1/144SCALE Ex-SGUNDAM
1/144 Ex-SGundam

■製作者 司馬ともりからのコメント

光と影の情報量が2Dと立体物はかなり異なる為、その調節に時間をかけました。

立体物としての存在感を消さずに2Dとの自然な融合を目指して作成していますが、あくまでも主役は立体物という点を意識し、背景に呑まれないようレタッチの度合いを変えて画面にメリハリが付く様に工夫しています。
■撮影者 ガンヲタ改めガンざえもんからのコメント

第1回目として、写真栄えする『ハデなガンダム』としてEx-Sガンダムをチョイスしました。
映像化されていないガンダムはイキナリ敷居が高い気もしますが、そこは“撮影者の特権”ということでヽ(´ー`)ノ。

ガンダムフィックスフィギュレーション(GFF)シリーズは、メカデザイナーのカトキハジメ氏全面監修による人気のアクションフィギュアシリーズです。ほぼ1/144、シャープなディテールと精密なマーキングがセールスポイント。

絵師さんには過去に発売されたガンプラのパッケージアート史上屈指の傑作である(注:主観120%)旧1/144キットのそれを再現する方向で作画をお願いしました。

正直、玩具の写真ベースでこんなスゴい画になるとは(;´Д`)wネw・wネw・

商品データ:

発売時期:
価格:
原型師:
この玩具の詳細は→
GUNDAM FIX FIGURATION #0014
MSA-0011-1 Ex-Sガンダム〔α任務部隊〕

2003年5月末
4,725円
高橋信仁
魂ウェブ(http://www.tamashii.jp/fix/fix/14.html